デジカメを購入する際の比較ポイント

3年程前の同じ時期にデジカメを2個買ったのですが、1個目は頻繁に使っているものの、もう1個の方はぜんぜん使っていませんでした。当時、とりあえずはこっちでいいやと最初に購入したやつを使い始めたのですが、それっきりずっと1個目のを使い続けており、2個目のカメラはまったく使ってません。

けれども、よーく考えてみると2個目の方が価格が高かったですし、性能的にもスペックが高いようなのです。どうも宝の持ち腐れになっているようなので、ついでにiPhone 6のカメラも加えて性能を比較してみたのですが、以下のような違いがあるようなのです。

①ニコンのやつ
②パナソニックのやつ
③iPhone 6搭載のメインカメラ

画素数

①4,608×3,456=15,925,248(約1,590万画素)
②4,320×3,240=13,996,800(約1,400万画素)
③800万画素

画素数はドットの数的な意味合いになりますが、デジカメの場合、1,400万画素程度のものが多いようです。iPhoneでも800万画素があり十分に高画質といえます。最近のデジカメでは2,000万画素のものも多いです。

レンズの大きさ

①1/2.3型原色CMOS
②1/2.33型
③不明

イメージセンサーの大きさも重要な要素といえます。大型のプロ用カメラで35mmフルサイズ(フィルム幅)のセンサーは36mm×24mm(ライカ版など)ぐらいありますが、上記のデジカメのタイプですと6.2mm×4.6mmぐらいで小さ目になります。最近のデジカメでは1型CMOSなど大き目のレンズも多いようです。

ズーム機能

①光学14倍 デジタルズーム2倍
②光学20倍 デジタルズーム4倍
③光学ズームなし

ズーム機能には大きく分けて光学ズームとデジタルズームがありますが、注目すべき性能は「光学ズーム」の方です。デジタルズームは切り抜いた部分を拡大する画像処理的なものなので、ぼやけてしまうデメリットがあるのに対し、光学ズームは望遠的にそのまま拡大するものなのでまったく別物といえます。

たぶん、デジタルズームの方はphotoshopなどを使っても同じように拡大できるはずなので、あまり重要な要素とはいえないはずです。(個人的な感想です。)

以上のように、ズーム機能的には2個目のデジカメの方が性能が良いので価格が高かったのだろうと思います。せっかくなんで、性能のよい方をこれからは使うことにします。

これから新しくデジカメを購入される方も、上記のような「画素数」と「レンズの大きさ」、それに「ズーム機能」に注目して比較されることをおすすめします。他、手ぶれ補正機能などもあった方がよいでしょう。

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