温暖化の影響で北海道が桜の観光名所になるであろう。

北海道にも桜前線が到来しました。

今年(2015年)は平年よりもかなり早いようで、道内ではゴールデンウィーク中に見ごろになる地域が多いようです。札幌ではちょっと遅いかもしれませんが、それほど遅すぎるということはないかもしれません。

こちらは4月30日に撮影したものですが、後ろに見えているのは札幌のテレビ塔です。

ちなみに、2013年の札幌の桜前線の記事はこちらです。
北国にも桜前線が到来しました。

気になるのは全国の観光スポットの集客状況ですが、例年なら東北地方ではゴールデンウィーク中にサクラが満開になるようなのですが、今年は散り始めているかもしれません。なかには、GW中に満開を見越して出かけたものの、すでに散っていた...ということになりはしまいかと心配しています。

ただ、有名な観光スポットでは桜の種類も豊富に取り揃えているようで、ソメイヨシノは散り始めたものの、シダレザクラなどは満開になっていたりと何かしらの花見が楽しめるのではないでしょうか。

また、散り始めても桜吹雪やサクラ絨毯なども楽しめるので、行って損はないと思います。
いずれにしても、連休中は初めの方でお出かけになった方がよいでしょう。

ちなみに、桜の観光スポットの集客数でいうと、東北が全国一なのだそうです。
これは桜が見事であるという理由のほかにも、やはり、ゴールデンウィーク中に満開の状態になるのが東北という理由によるものと思われます。

その点、今年は早めに咲き始めていますので、ゴールデンウィークは北海道でお花見をするのもよいかと思います。道民としましては桜の品種改良をして、常にGW中に満開になるようにすれば、集客アップにもつながるのではないかと思いますが無理なんでしょうか。

有名な桜スポットでは100万人とか200万人の集客力があるようなので、北海道に桜の観光名所を作れないものかという気がします。シートをかぶせたり、あるいは肥料や水の量を調整するなどして、意図的に満開時期を調整できるような気もするのですが、北海道は寒すぎるのかなという気もします。

沖縄でもソメイヨシノは育つようなのですが、暖か過ぎて花は咲かないそうです。逆に北海道は寒すぎて育たないようなのですが、地球温暖化の影響で気温が上昇してきますと、不幸中の幸いで北海道が今後の桜名所になる日がやってくるかもしれません。

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