ガラホ用サイトの構築は必要なのか?

ウェブサイトの閲覧環境がここ数年で激変してきておりますが、スマホやタブレット端末の普及により、モバイル端末ユーザーの割合が上昇している一方、デスクトップPCユーザーの割合が減少している傾向にあります。

一方でフィーチャーフォン端末、いわゆるガラケーユーザーも日本ではまだ多い状況です。5年ほど前にはガラケー対応も必須の要素ではありましたが、現在はフルブラウザ搭載のスマホが主流になってきているため、レスポンシブウェブデザインにて調整しているサイト運営者が多いです。

なので、デスクトップPC用とスマホ用、タブレット端末用に加え、ガラケーサイト用の4つの閲覧環境に対応する必要があるわけですが、一番面倒くさいのはフィーチャーフォン(ガラケー)用への対応ということになるでしょう。

スマホやタブレット端末の場合、レスポンシブウェブデザインが使えるため、CSSを変更するだけでデスクトップPCサイトをそのまま流用することができます。

しかし、フィーチャーフォン用のサイトというのは、スタイルシートの使用は前提とされていませんし、何よりもフルブラウザではないため、PC用サイトとはまったく別の形で構築しなくてはなりません。

そのような理由で、一般的にフィーチャーフォン用のサイトの構築は非常に面倒くさく、なおかつ手間がかかるのに対し、Javascriptを使用した広告掲載などはできないため、まったくお金にはならないです。サイト運営者にとっては対応するメリットが非常に乏しいものといえるでしょう。

なので、ボクはスマホとタブレット端末のみに対応し、ガラケーサイトへの対応はまったくやっていなかったのですが、ここにきて、ガラホなるものも登場してきており、もう何が何だかわからなくなってきています。

このガラホというのは、なんでも「ガラケー」と「スマホ」を合体させたタイプの携帯になるようなのですが、一応はフルブラウザが搭載されているようです。

ガラホの特徴

  • フルブラウザ搭載
  • タッチパネルではない
  • タッチパッド使用?

フルブラウザなら、レスポンシブウェブデザインを使い、CSSのみで切り分けできる気もしますが、このあたりの仕様はまだ詳しくは出てきていません。

タッチパネルではないのに、フルブラウザにして機能するのかという疑問もありますが、ノートブックのタッチパッドのようなものでカーソルを操作するタイプになるようです。

ガラホについては、おそらくはスマホサイトと兼用できるのではないかと考えておりますが、いずれ、実機を入手して調査してみたいと考えております。

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