iTunesでパソコンの画像をiPadにコピーする方法と注意点

パソコン上にある画像をiPadにコピーする際、iTunesを利用すると便利です。

iTunesで同期する場合、iPad上にある画像をパソコンにコピーすることはできませんが、パソコン上にある画像をiPad にコピーすることはできます。

■iTunesでの同期
「パソコン → iPad」への一方通行

コピーするやり方は、まずはパソコン上に「iPad用のフォルダ」を作成しておき、そのフォルダ内にさらにフォルダ分けをするなどして、コピーする画像を入れておきます。

次に、iPadをパソコンにUSBなどで接続し、iTunesを起動して、「写真」の箇所からパソコン上のフォルダを選択してコピーするフォルダを指定します。すべてのフォルダを選択すると、パソコン上に作成したiPad用のフォルダ内にある、すべてのサブフォルダ内の画像がコピーされます。

そうしますと、iPad内にフォルダ分けがされて画像がコピーされます。

ここで注意したい点は、iTunes上で特定のフォルダのみを選択した場合、選択したフォルダ以外はiPad上から削除されてしまう点です。

例えば、iPad上にパソコンからコピーした「A」、「B」、「C」、「D」のフォルダがあったとします。この状態にて、パソコン上の「C」フォルダに新しい画像を追加し、iPad上の「C」フォルダにも同期してコピーしたいとします。

ユーザー側の感覚としては、「C」フォルダのみを更新すればよいため、iTunes上でも「C」フォルダのみを選択して同期したいところですが、実際には選択しなかったフォルダはiPad上から削除されてしまいます。

そのため、特定のフォルダのみを更新したい場合でも、すべてのフォルダを選択した上で同期しないと、選択したフォルダ以外はiPad上から削除されてしまうので注意しましょう。

つまり、「同期」なので、パソコン上で選択した状態とiPadも同じ状態になるという意味です。

この場合でも、パソコン上にあるフォルダは削除されないため、コピー元の画像自体が削除されるわけではありません。そのため、再度、やり直せば問題ありません。

ただ、パソコン上にあるフォルダを削除した状態で同期してしまうと、パソコン上からもiPad上からも画像が消失してしまうので注意しましょう。

ちなみに、逆にiPad上にある画像をパソコン側にコピーする場合、iTunesは使わず、デジカメから画像を取り込む際と同様、USBなどでパソコンに接続し、iPadを単なるデバイスとしてアクセスして写真画像などをインポートすることができます。