尿漏れパッドの節約方法
親の介護で尿漏れパッドの使用枚数が多く、費用の負担が大きいため、節約してコストを削減することにしました。
この節約方法として、尿漏れパッドを重ねて使用し、単価の安いパッドのみを交換することで、当サイト運営者はコストを削減しています。
まず、「大きめの尿漏れパッド」と「小さめの尿漏れパッド」の2種類を用意します。
大きめの方は、ギャザー付きで横漏れしにくいタイプを選択しますが、こちらは繰り返し再利用することになります。
小さめの方は、裏面に尿を閉じ込める非通気性シートが付いているタイプを使用します。重ねて使用するため、非通気性のシートが付いていないタイプですと、下のパッドまで尿がしみこんでしまうため、必ず非通気性のタイプを選択されることをおすすめします。
この状態で、小さめの尿漏れパッドをハサミで2分割します。
次に、2分割したパッドの1つを大きめのパッドにぴったりと差し込みます。この際、ギャザーなどを広げつつ差し込むとぴったりはまりますが、非通気性シートの裏表が逆にならないように注意しましょう。
最終的に完成したのがこちらになりますが、差し込みの前後でほとんど違いはありません。
あとは、トイレの棚などに積んで置き、ゴミ箱も設置して、使用したパッドをゴミ箱に捨てて行ってもらいます。
ゴミ箱が満杯になったら、使い捨て手袋とマスクを着用し、新聞紙などを敷いて、小さなパッドを外してゴミ袋に捨てていきます。非通気性シートで尿が遮断されるため、下の大きめの尿漏れパッドはきれいなままの状態のはずです。
そのため、大きな尿漏れパッドは再利用し、再度、小さなパッドを差し込んで使用します。以降、これの繰り返しです。
つまり、紙パンツ、尿漏れパッド(大)、尿漏れパッド(小)の三段重ねになりますが、紙パンツと大きなパッドについては、汚れていなければ、そのまま繰り返し再利用します。
このようにすることで、パッドを2分割して使用する分、単純にパッドの枚数が倍になりますので、コスト削減につながります。
ただし、肌トラブルをおこさないよう、衛生面には十分に配慮する必要があります。がっつり節約しようとすれば、尿漏れパッド(大)を何度も繰り返し再利用することになりますが、雑菌繁殖の懸念もあるため、数回程度でほどほどにとどめることをおすすめします。
ちなみに、上記の場合、あえて商品名は記載しませんが、単価は以下のようになってます。
尿漏れパッド(大):単価30円/1枚
尿漏れパッド(小):単価20円/1枚(※2分割のため、単価10円/1枚)
ドラックストアやスーパーのプライベートブランドの商品は単価が安いですが、有名なハイブランド品は単価が高めの傾向にあります。
ゴミ箱から回収した際、10枚のうち2枚ぐらいは汚れて使えなくなることも多いため、歩留まり率は20%程度かと思いますが、大部分は再利用できるはずです。
上記の方法の場合、ハサミで切ったり、差し替える手間はかかりますが、資源も有効に活用できますし、地球にやさしく、サステイナブルなSDGsにも貢献できると考えております。