NHK職員かと思ったら経済センサスの調査だった

先日、インターホン越しにNHK職員と思われる不審人物が来たため、居留守を使って出なかったのですが、実際には経済センサスの調査員だったようです。

郵便受けにはこんなのが入っていました。

調査員証みたいなのをモニター越しに提示していたのですが、よく見えなかったため、てっきりNHK職員かと勘違いしてしまいました。経済センサスならもっと分かりやすいジェスチャーをしてくれればよかったのにと思います。

おそらく、実態調査もかねて調査員が訪問されているのだろうと思いますが、すべての事業所・企業が調査の対象とのことで、わりと精度が高い調査なのかなと感じています。

前回の平成26年の調査では「577万9千事業所」とのことで、かなりの人数の調査員が特別職の地方公務員として活動しているみたいです。ちなみに、国勢調査の場合、約70万人程度の調査員がいるとのことですが、その人達全員を動員するわけではないでしょうけれども、定期的に活動している人も多いようです。

ネット上では4~5万円程度の報酬という情報がちらほらありましたが、そう稼げるものではないのかもしれません。

わりと実地調査に近いものと感じましたので、前回の統計データを見てみますと「会社企業」は175万企業、「個人経営」は209万企業とのことで、会社数は175万社ということになるのかもしれません。ということは、175万人の社長さんがいらっしゃるものと思いますが、ぼくもそのうちの一人ということになります。

平成26年の調査

会社企業:175万企業
個人経営:209万企業

ちなみに、こちらは追記になりますが、その後の持続化給付金については「約424万件の中小企業・個人事業者の皆様にお届けし」とあるため、実態とは少なくとも40万件ほどの差があるかもしれません。

また、民営事業所における従業者数については5742万8千人となってました。労働人口数は約6500万人と記憶しておりましたので、おそらく公務員なども含めるとそのあたりの数字になるのかもしれません。二人に一人が働いている計算になります。

経済センサスはわりと精度の高い調査かなと感じておりますが、やはり、訪問しても調査を拒否する事業所もあるでしょうし、売上高などについても見栄をはって記入する人もいるでしょうから、完璧とまではいかないのかもしれません。

いずれにしましても、実際に訪問して調査していますので、多少のずれはあるにしても精度の高い調査ではないかなと感じています。

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