決算時期に株を持ちこすかどうか。

ちまたでは決算が本格化するとかで市場関係者たちが騒いでいるようですが、消費税増税の影響はそれほど大きくないように感じております。企業業績が上向き始めたことにより、景気回復も徐々に軌道に乗ってくるのかもしれません。

私も最近は株式投資に専念しているのですが、今週も50万円程度を稼ぐことができました。総じて見ますに、7月31日~8月中旬に向けて決算が集中していますので、この期間に株を持ち越すか持ちこさないかで重要な判断を迫られることになりそうです。

また、決算発表後、急騰した場合に利益確定をするか、それとも持ち越すのか、この点でも判断が必要になりますし、加えて、上方修正のIRも出やすい時期に入りましたので、決算までホールドするのかしないのか、このあたりの意思決定も重要になってくるものと思います。

現状、当面の決算内容は悪いのはわかっているものの、今のうちに買っておきたい株がいくつかあるのです。水素やリニア関係、あるいはカジノや金融自由化、電線などのテーマ株についてはこれからですので、次の決算では割高ということで売られていくはずです。

逆に、当面の決算内容が悪いのがわかっているからこそ、今のうちに株価を吊り上げて決算発表を機に落とすという思惑の銘柄もあります。このような銘柄に便乗し、決算までは持っておくというスタンスもあります。

いずれにしましても、ニューヨークが高値で推移している状況ですので、そろそろ調整局面に入りそうな気もしていますが、一方で日本では年内の消費税増税の判断もからんでくるため、先物に年金資金が介入するだろうという思惑もあります。

トレンドとしましては、日経平均が三角持合いから上放れしそうですので、主要銘柄で業績のよいものを選択しつつ、決算を持ちこしていってもよさそうな気がしております。

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