札幌会場での五輪競歩はまずまずの成功で終了

本日、札幌会場で競歩の競技が行われましたが、懸念されていた気温については、まずまずの暑さで成功のうちに終了したのではないかと感じています。

ただ、競歩は周回コースとなるためか、沿道には大勢の観客が集まっており、かなり「密」状態になっていました。通勤時の満員電車よりはマシという意見もありますが、やはり決められたルールの上で観戦するべきです。

一方で、大会の方は世界トップレベルのアスリートの熱戦は素晴らしいものがあり、イタリアのパルミザノ選手が金メダルを獲得しました。

この競歩は「歩く」競技ですが、両足が地面から離れたらダメ(ロス・オブ・コンタクト)などのルールがあり、かなり過酷な競技です。今回、初めて観戦しましたが、スピードはかなり出ており、とても歩いているとは思えないスピードでした。

おそらく、ラストスパートでは速度を上げたいのでしょうけれども、スピードを上げてしまうと足が離れたり、真っすぐに伸びていないなどのルール違反になってしまうため、難易度が高い競技と感じます。

次は、五輪花形のマラソン大会が控えていますが、コース的には広がりが出てくると思いますので、密状態は解消されるものと思います。ただ、今年に入りヒグマの出没が何件か確認されており、こちらの方も心配があるかもしれません。いずれにしても、残る2日間を無事に乗り切って欲しいです。

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