ワクチンのネット予約システムは低レベルではないか
先日、高齢の母親のワクチン予約をしようとネットで待機していたのですが、9時直後には順番待ちの状態でした。
この後、9時4分頃には番号とパスワードの入力画面に入り、予約をしようと思ったのですが、全ての会場で検索をかけても1件もヒットしませんでした。
日付が間違っているのだろうかと思い、改めて対象の日時を確認し、再度、最初から最後まで検索をかけたものの、すべて「0件」の結果が返ってきました。
普通、予約が埋まっていても「×」で表示されるはずですが、それすら表示されなかったわけです。そのため、9時半ごろにはあきらめたのですが、Twitterなどを見てみると予約できている人もいるらしいのです。
また、ニュース報道なども見てみますと、開始後の1時間程度で予約が埋まってしまったというようなことが報じられていました。
「いや1時間じゃなくて、4分後には既に取れなかったんだけど...。」と思ったのですが、合計で約8700人分とのことですので、人口から考えるとまぁ仕方ないかなと諦めました。
けれども、よく考えてみると、そもそも予約が埋まっていたら時間帯ごとに「〇」と「×」で表示がされるはずです。その点から考えると、これはシステムの欠陥なのではないかと感じています。
サーバーの負荷が高く、スクリプトが動かなかったのか何が原因かは分かりませんが、このような予約方法は高齢者には到底無理だろうなと感じました。
ちなみに、当サイト運営者は調査目的での架空予約ではなく、実際に高齢の母親の分を確保するために予約したものです。当初、「極めて悪質な行為」とメディア側が非難されており、自分もひどいことをするもんだなと感じてはいましたが、実際にやってみると上記のような感じでした。
もちろん、自治体や防衛庁などの違いがあり、自分の自治体はどこがシステムを開発しているのかは分かりませんが、お金をかけて作ったマイナポータルなどを活用し、マイナンバーと連携して予約すべきではないかと感じています。